2018.02.03(Sat)
サロンのカラーと市販のカラーの違いを美容師目線で書いてみました。
今回記事で書かせて頂くのは、市販のおうちでするカラー剤と美容室でするサロンのカラー剤の違いについて書いていきたいと思います。勿論、僕、兒玉はサロンカラーで必ずして欲しいと思っています。美容師が塗布する技術は勿論ですが成分も市販とサロンではかなり違います。そこの説明を書いていきたいと思います。
メーカーによっては使用している成分はほぼ同じという発表がありますが、、、違います。ヘアカラーをする上で欠かせないのがアルカリ剤。簡単に説明すると、髪の毛を明るくしたり髪に色を入れるのに必要なのですが、このアルカリ剤に使っているものが違います。
サロンのカラー剤はアンモニアをベースにしています。これは空気中に揮発していくので、カラー剤の匂いが少しします。ホームカラーはモノエタノールアミンやトリエタノールアミンが主に使われています。これは揮発性が弱いので匂いなどはほぼありません。
こう聞くとホームカラーの方が良さそうに聞こえますが、揮発はした方がいいです。というのもこのアルカリ剤が髪に残るとダメージになります。ホームカラーは髪にアルカリが残留しやすいのでサロンのカラー剤の方が髪に対して優しくなります。
美容室でカラーをするとき、カラーの入ったカップを2個用意するのがセオリーだったりします。もちろん例外もありますが。。
というのも根元と毛先で髪の毛のダメージ具合も違えば、カラーをすでにされている方でしたら明るさも違うと思います。
そこで僕達美容師は、現在の髪の具合を確認し、薬の強さを調整しております!!
ホームカラーは、薬剤が1つで強めに設定されています。なので毛先に対してはダメージが過度に出やすくなってしまいます。
僕達美容師はヘアカラーに入るにあたり練習をかなりしてからお客様に入らせて頂きます。塗る手順や薬剤を塗布する量、頭の場所により明るくなりやすい、なりにくい等理解して上で技術に入るので失敗がありません。
ホームカラーをされ根元が明るくなりすぎて困って美容室にご来店頂くこともありますが、これは塗る技術によるところです。また自分でするので後ろが見えずムラにもなりやすいので、均一な綺麗なカラーにするのは難しいです。
就活や学校が始まる等の理由で、するセルフの黒染め。これが本当に大変な事になります。
その先明るくしないのであれば大丈夫ですが、明るくする場合、、結果から言うとすごくムラになりやすいです。黒染めは染料が凄く濃く残りやすいので、黒染めの段階でムラが出来ると何度も言いますが、確実にムラになります。
これがもう、本当に修正するの大変なんです。何回かしないと修正しきれないこともあるくらいです。
ヘアカラー剤は今ドラッグストア等で簡単にてに入りますが、髪の毛の事を思うなら、美容師が髪の毛の状態をみて薬剤選定をし、ムラがでないように塗布まできっちりとする。これが本当に大切だと思います。
特に髪を伸ばしている女性ならなおさらです。あと、何度も言いますが、、黒染めは絶対に美容室での施術をお勧めします。
ヘアカラーでの気になることや、希望あればなんでもご相談くださいませ‼
必ずご希望のお色にさせて頂きます♪
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